メンヘラが生きるための日記

便所の落書きなので読まなくていいです。

発達障害は恋愛するべきでない?Twitterの反応と私の考え

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こんにちは、えり(@viola_alauda)です。

今日は発達障害者の恋愛について思ったことを書き綴りたいと思います。


私には彼氏がいます。ここではパートナーと記述することが多いですが、それはなんとなく彼氏という言葉を使うのはリア充っぽい気がして嫌だからです。
彼はTwitterで知り合いましたが、ありがたいことに私の障害や見た目に関する強烈なコンプレックスを理解した上でそのままの私を受け入れてくれています。
精神状態がボロボロで自殺一歩手前だった私に救いの手を差し伸べてくれたのでした。

恋愛に対して何らかのコンプレックスを持っている、または悩みを抱えている当事者の方は決して少なくはないのではないでしょうか。
私は今の彼に対してはやっと緊張感が薄れてきましたが、男性恐怖症的なところがありいわゆるウェイ系の男の人を前にすると動悸が止まらなくなります。

このブログを読んでくれている方も、途中で気分が悪くなったりすることがあればすぐに読むのを中断してくださいね。

発達障害者にとっての恋愛

発達障害を抱える人の中には、恋愛をしないという選択肢をとる人も居ます。
それは全く否定しないですし多様な生き方の一つとしてありだと思います。
ですが恋愛をしたい、好きな人がいるという人は様々な困難が待ち受けているように思います。

相手に自分の障害を告白できるか

私はブログでもTwitterでも発達障害であるということをオープンにしており、隠すつもりはありません。なぜなら治らないものだから、理解してくれる人とだけ付き合いたいからです。
しかし、中には自分の特性を隠して日常生活を送っている人もいるでしょう。

恋人ができた時、素直に打ち明けることができるか。打ち明けたところで嫌われはしないか。理解のある人だったらいいけれど、そうじゃなかったら……

発達障害のある人が恋愛に踏み切れない理由の多くはこういった不安からくるものではないでしょうか。

相手との距離感がわからない



発達障害、とりわけASDにとって、対人関係の悩みは切っても切れないものです。
相手との関係が親密になればなるほど距離感の取り方がわからなくなり、知らず知らずのうちに相手を困惑させたり、傷つけていることもあるでしょう。

私もありましたし、もしかすると気づいてないだけで今もパートナーを傷つけているかもしれません。

収入の問題

クローズ(障害があることを告げずに一般枠で就労すること)ならばまだしも、オープン就労、または全く働けない状態にあることもままあります。
特に結婚を考えているカップルにおいては経済的な不安は大きなものとなるでしょう。

依存の危険性

アスピーガールという言葉が少し前から聞かれるようになりましたが、ADHDにも依存に陥る危険性が指摘されています。
少し専門的な話になりますが、ADHDドーパミンの少なさから報酬系が弱い傾向にあります。
ドーパミンが分泌され脳内報酬系が刺激されることでやる気や快感、集中力が持続するのですが、ADHD傾向のある人はドーパミンが少ないために、無意識のうちに外部刺激によって脳内報酬系を活性化させようとします。
この外部刺激がギャンブルや買い物、性への依存となって表れるのです。

また上のツイートにもあるように、発達障害者は失敗体験などから自己肯定感の低い方が多いです。
自己肯定感が低いと、DVなどで苦しんでいてもこの人と別れたら誰も私を好いてくれないのではないか、悪いのは自分なのではないかと考え、依存に陥っていくのです。

発達障害は恋愛をしてはいけないのか?

発達障害のくせに。

そう言われたこともあります。
たしかに発達障害は健常者と比べれば恋愛していく上で困難も上手くいかないことも多いでしょう。
だからといって、恋愛することを否定される理由はありません。

恋愛は一人では成立しないもので、必ず相手がいるものです。
発達障害が原因で相手も自分もつらい気持ちになることもあるかもしれません。
そんな時自分の気持ちや配慮を求めるばかりでなく、相手を尊重し思いやる気持ちが最も大切なのではないでしょうか。

理解あるパートナーと過ごす時間はとても幸せで、かけがえのないものです。
リスクをきちんと認識した上で、相手と一緒に幸せな生活を作る。そんな選択肢があってもいいのではないでしょうか。




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