メンヘラが生きるための日記

便所の落書きなので読まなくていいです。

生活保護を受ける人を叩く人の心理

こんにちは、えり(@viola_alauda)です。

昨日は関東地方を中心にゲリラ豪雨がひどかったですね。みなさんは大丈夫でしたでしょうか?

今日の午前中、初診の病院に連絡し、障害年金受診状況等証明書を郵送で書いてもらうことになりました。一歩ずつ進んでいる気がして嬉しいです。

さて、今日のテーマは生活保護を受ける人達を叩く人の心理についてですが、なにも生活保護に限った話ではありません。私が今請求している障害年金傷病手当金……福祉全般と言いましょうか、とにかくネットならどこにでも叩く人がいます。かくいう私も知恵袋やTwitterで言われたことがありますし。

直近ならこのブログに載せた記事にこんなコメントが。

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前半部分はアドバイスにも見えますが、叩きたいだけの感情が見え見えですね。(この時は私にも非がありましたが…)

判で押したような言いがかり

こういう人の言うことは不思議なことに大体決まっています。

甘えてないで働け→うつは甘えではなく脳内物質の機能不全ですし、他の病気も同様に科学的に証明された原因があります。働けるのなら働きたいです。

(福祉制度について)通るわけない→それはあなたが決めることじゃないです。

ブログや外出出来てるならうつじゃない→少ない気力を更に薬やカフェインで増強してやっとできていることで立派なリハビリですしなんの専門知識のない素人が判断できることではないです。

努力不足→会ったこともない人の努力がわかるなんてエスパーですか?

まあこういった心ない発言が多いこと多いこと…

誤解の多い生活保護

ここからは一番理解しやすくまたバッシングの多い生活保護を扱います。

以前、テレビで生活保護の不正受給などが問題になりましたが、不正受給は全体の数%しかありません。もちろん不正受給は良くないことですし、なくなるべきです。数%といえ看過していい問題ではありません。

しかし数%の悪ばかりが取り上げられ、90%以上のやむなく生活保護を受けている方の印象まで悪くなってしまうのも、また問題ではないでしょうか。

この問題について言及しているブログがあったので、引用させていただきます。

生活保護は印象論ばかり語られ、その実態はあまり語られません。
そのせいか「生活保護受給者は楽している」「生活保護受給者はクズ」などという、『虚構の生活保護受給者』の印象が独り歩きしています。
なるべく客観的に生活保護を擁護し、印象論を排するため、他ブログなどから引用が多くなってしまいましたがご了承ください。
基本的にネットで目立つのは声の大きい連中で、大多数の人間は発言をしません(いわゆるサイレントマジョリティ)。
発言者の言葉が事実でなくとも、あたかも事実のように伝わってしまいます。
声が大きければ大きいほど、差別的であれば差別的であるほど人が寄り集まる。
そしてその発言に同調してしまう人間がいるものだから、より差別的になってしまうのです。
d.hatena.ne.jp

このブログでは、生活保護をバッシングする人たちもまた少数派で、しかしネットという空間の性質上少数の意見があたかも全体の意見のように見えてしまう、ということを言っていますね。

私もみんながみんな生活保護叩きをしているとは思いません。現実は八割以上がなんとも思っていない、上のブログの言葉を借りるならサイレントマジョリティーなのでしょう。しかし、一部の人の根拠のない非難や精神論によって傷つき、心を更に病む人がいることが問題なのです。

バッシングは弱者同士の不毛な争い

争いは同じレベルの者同士でしか発生しない

という言葉を聞いたことがありますか?

つまり、生活保護叩きをする人もまた、社会的弱者ということです。このロジックだと、私のブログに寄せられたあのコメントに反応してしまったので、私も同レベルということになりますがw

これについてはこんな記事がありました。

以前、生活保護バッシングを繰り返しているとあるツイッターアカウントを掘り下げていったところ、その人のタイムラインには「親の介護で疲れた」「介護をしないといけないので収入が安定しない」「なんで家にはお金がないんだ」「いっそのこと親死んでくれないかな」というようなニュアンスのつぶやきが並べられており、怒りよりも同情が沸いてしまった。

また、どこの誰とは言わないが、以前はてなブログ内で生活保護や障害者年金を貰っている人を執拗に叩く記事を量産しているブロガーもいた。しかし、その人のブログ記事を追っていくと、生活費が苦しいという記事や、借金に関する記事も多くあり、その人自身も貧困に苦しんでいる様子がうかがえた。
www.continue-is-power.com

確かに、豊かな人の方がきちんとした理解がある気がします。生活保護叩きによくあるのが「私はこれだけ苦労した。だからお前も同じだけ苦労すべき、お前だけ生活保護なんて間違ってる!」

まさに足の引っ張り合いですね。

生活保護を受けない権利ももちろんあります。しかし、その価値観を他人に強制していいということにはなりません。なぜなら、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利は、誰にでもあるからです。

私はこういった行為の根底には嫉妬の感情があるのではないかと思います。自分より楽をできて妬ましい。でも、楽をしているかどうかなんてわかりません。皆それぞれの苦しみがあって、時としてそれは目に見えないこともあるのですから。



バッシングを受けて傷ついたことのある人には、決して傷つく必要はなく、気にしてはいけないということを伝えたいです。そして根拠のない批判のためにキーボードを叩いているそこのあなた。それは自分の劣等感や嫉妬からくる無責任な感情論ではないですか?送信ボタンを押す前に、少し考えてほしいものです。