メンヘラが生きるための日記

便所の落書きなので読まなくていいです。

郵便のおはなし。〜ゆうパック編〜

こんにちは、えり(@viola_alauda)です。

昨日に引き続き、郵便のお話をしたいと思います。

今日はお中元などで扱うことの多いゆうパックについてお話します。

配達がずさんなど色々言われていますが(私のところも配達時間ギリギリに来たりします)、配達と荷受けはそれぞれ別会社です。クレームを入れる場合、普通の窓口では対応できないのでゆうゆう窓口に行ってクレームをつけた方がすぐに対処してくれます


※あくまで私が働いていた時、約一年前のルールです。現在は変わっているかもしれないので目安程度にお考えください。

ゆうパックの種類

普通郵便ほど複雑ではないですが、ゆうパックにも種類があります。なお、共通の条件としてゆうパックは縦横高さの合計が170センチまで、重さは25キロ以下のものが対象です。重さは料金に関係ありませんが、大きさと差し出す地域によって料金が決定します。小さければ小さいほど(60センチが最小)、また近ければ近いほど料金は安くなります。

元払い

一番使われるゆうパックです。差出人が運賃を支払う、青いラベルのものです。

着払い

ピンク色のラベルで、受け取り人が運賃を支払います。トラブルを防ぐため、必ず受取人の了承を得ているかお聞きすることになっています。

  • 着払いと代引の違い

どちらも受取人に料金を請求しますが、着払いは運賃を、代引は中身のものの料金を請求するものです。代引の運賃は差出人が負担します。代引の時は通帳をコピーさせてもらうので、忘れずに通帳を窓口まで持ってきてください。

セキュリティサービス

現金や貴重品が入っている時に使われる、緑色のラベルのものです。通常のゆうパックの補償額は30万円ですが、こちらは50万円までの補償になります。普通のゆうパックに現金を入れている人もいるかもしれませんが、本来は禁止なのでやめましょう。ばれないけど

その他

長いスノーボードゴルフクラブを送れるスキー・ゴルフゆうパック、空港に荷物を送れる空港ゆうパック、近々の場所限定でその日に配達してくれる当日配達ゆうパックなどがあります。

また一度に二個以上or過去一年間に同じ場所に送ったことがある場合、その控えを持ってくると同一宛先割引が使え、若干お安くなります。

ゆうパックにつけられるオプション

ゆうパックには、様々なオプションがつけられます。中には違いがわかりにくいものもありますので、一つ一つ解説していきます。

配達日・時間帯指定

ゆうパックは配達日と時間帯を指定することができます。指定なしの場合は台風などで飛行機の遅れがなければ最短で1日、時間は配達担当者の裁量によって変わってきます。なお、配達日は予定日から数えて10日先まで指定することができます。差出日から起算するわけではないので注意してください。

例)9月1日差出、9月3日到着予定の場合、10日後の9月13日まで指定が可能

配達完了通知

ゆうパックを出した後、郵便受けにハガキが入っていたことはありませんか?

それが相手に届けたことを知らせる配達完了通知です。この通知、不要と言っても局の対応がいい加減で配達されてしまうことがあるので、本当にいらない場合は窓口で差出しした時にはがきをラベルから抜いてもらうのが有効です。

こわれもの、逆さま厳禁、下積み厳禁、ビン類

こわれものとビン類は若干取り扱いが丁寧になります。

逆さま厳禁はその向きのまま、下積み厳禁は上に物が置かれなくなります。中身に応じて使い分けて下さい。

チルドとなまものの違い

どちらも冷蔵庫に入れて配達されますが、チルドがずっと冷蔵庫保管なのに対し、なまものは不在などで局に持ち帰った場合、常温で保管されます。なまものは無料、チルドは有料です。

一般向けには冷凍扱いは行っていないので注意してください

品名について

ゆうパックを送る際、中身をしつこく聞かれてげんなりしたという人も多いかもしれません。

実はあれ、遠方に送る場合は飛行機に乗せるので、X線検査で中身が不明なものがあると飛行機会社からNGが出てしまうからなのです。こっちも聞きたくて聞いてるんじゃないんです。

飛行機に載せられないと、お客さんに電話して確認を取るか陸送での配達になってしまいお届けが遅れます。後々のクレームになるので慎重にお聞きしているんです。品名は多岐にわたりますが、ここでは注意が必要なもの、確認の多かったものをピックアップします。これはどうなの?というものがあったらお気軽にコメント下さい。

なお、品名確認は必ずしなければならない決まりですが局によってかなりばらつきがあり、しつこく確認するところと大雑把なところの差が激しいです。集配局(ゆうゆう窓口のある大きい郵便局)ほどチェックが厳しい傾向にあります。

まず引受自体不可能なもの

  • 爆発物、引火性のもの

これは旅行に行くときとほぼ同じです。ガスの含まれているものやマニキュア、アルコール濃度70%以上のお酒などがこれに該当します。

  • 劇薬・薬品

風邪薬などはOKですが、中身が何かを必ず書かなければなりません。

  • 現金

セキュリティゆうパックのみの取り扱いです。

記述に注意が必要なもの

品名欄に書く上で曖昧な記述、書かれていないものがあったりすると陸送になるか差出人に確認の電話をすることになります。注意の必要な品名をいくつかあげていきます。

  • 化粧品

必ず具体的な品名を書かなければなりません。香水、マニキュア、除光液などが入っている場合はアルコール度数が高いため引き受けることができません。アルコール度数の低いものは25度以下なら引き受けてくれます。

リチウム電池は内蔵されているものなら問題ないですが、単体(むき出し)だと制限があります(細かい条件は忘れました。ごめんなさい)。

電池が含まれていない場合はリチウム電池なしと書いておけば間違いありません。また、陸送の場合はリチウム電池単体でもOKです。たまに何を誤解しているのか陸送でも聞いてくる人がいますが、ゆうパケットや陸送のゆうパックのときは「陸送なら関係ないよね?」とつっぱねてあげましょう。

  • お酒

具体的なお酒の種類と、容量を書かなければなりません。24度までなら問題ないですが、24度以上、5リットル超のものは陸送になります。送る際は確認をお願いします。

  • おもちゃ・ぬいぐるみ

意外と盲点なのがこの二種類。なぜこの記述ではダメなのかというと、電池が入っているおそれがあるためです。またおもちゃは危険物に該当する恐れがあるため、具体的にどんなものかをお聞きしています。どんなものって聞かれても正直困りますけど

電池がない場合は(電池なし)と書いておけばOKです。陸送の場合はガスなどがなければ引き受けてくれます。

  • 雑貨・文房具・小物類・日用品

基本的に具体的でない名称はNGです。どんなものか、電池やガスは含まれていないかを書かなければなりません。
○→衣服、筆記用具、食品等

危険な薬品が含まれていないことを示すため、風邪薬、胃薬、血圧の薬などのように書いて下さい。

  • プレゼント

これも具体的でないのでダメです。サプライズにしたくても書かされます。

  • 洗剤

台所用、洗濯用など危険物でないことを記す必要があります。

  • 自動車部品

滅多にないですが、ミラーやシフトノブなど具体的に記載してあればOKです。

  • 生き物

意外にも、ゆうパックで生き物を送ることができます。しかし具体的な動物の名前を書くこと、輸送中に死亡しても責任は取らないこと、換気や餌やりの必要ないものなど諸条件を満たすことが必要です。

  • 〜〜など

品名欄に〜など をつけると未知のものが入っているとみなされ、引き受けてくれなくなります。陸送の場合は危険物なしと書いておけば引き受けてくれます。



いかがでしたでしょうか?

ゆうパックの品名確認はメンドクサイので、近いところに送るなら陸送にしてしまうというのも一つの手です。

ご質問等あればコメント欄までどうぞ。