メンヘラが生きるための日記

生きててごメンヘラ☆

128日目 読書をしました

こんにちは、まゆ(@fuchs_tagebuch)です。

さきほど、ようやく「快感回路 なぜ気持ちいいのか なぜやめられないのか」を読了しました。

長くて難しい内容でしたが興味のあるテーマだったので楽しく読み進めることができました。(理解したとは言ってない)

人が気持ちいいと感じるのはなぜか、どういう時に感じるのか、といったことを脳科学の観点から徹底的に考察している本なのですが、精神論だとか抽象的な考えはほとんどなくただただ今分かっている脳の仕組みや実験に基づいた理論が展開されていて個人的にはものすごく面白かったです。

やっぱりこういう根拠のある科学的な著書は大好きですね。快感回路は報酬系と呼ばれる神経回路のことを指すのですが、自分とも密接に関係している事柄なのでなおさら興味深かったです。

薬物依存を始めアルコールやタバコ、食物に至るまで人は快感を感じ、時に依存症に陥りますが、日本では意志が弱いとかだらしないという言葉で片付けられてしまいます。脳の中でどのようなことが起き、また依存症などになってしまう原因を分析している本書を読むと決して本人の意志や性格だけのせいではないことがよくわかりました(意志や性格も脳の中で形作られているものですが…)。

他人事と思えなかったのは肥満、食べ物依存のところでしたね。肥満の要因はストレスなど外的環境によるものも多いですが、実は遺伝的に太りやすい人、太りにくい人がいて太りやすい人はドーパミンの受容体が少ない、とこの中で述べられています。

受容体とはこの場合は神経伝達物質を受け取り電気信号にする構造のことですね。ドーパミン含めあらゆる化学物質はただそこにあるだけでは効果がなく、受容体と結びついて初めて人体に効果を及ぼすのです。

他にもレプチンというホルモンが生まれつき分泌されにくいなどいくつか原因が紹介されていたのですが、ADHDである私は特にドーパミン欠乏が過食の原因になるという記述を見て納得してしまいました。

ADHDドーパミンノルアドレナリンといった神経伝達物質の働きがうまく行かない障害であり、私もコンサータという薬を服用しています。コンサータドーパミンの量を結果的に増やす薬です。

ADHDの私が過食に走ってしまったりカフェインや薬に依存してしまうことが説明されているようで、読みながらすごく納得しました。

本の中で一貫して言われていることは、私達が「快」と感じることはすべて脳の中の特定の場所が刺激されることでドーパミンが各所に放出されるということです。じゃあドーパミンの働きがうまくいっていない発達障害は…と常に考えながら読み進めていました。

そして、この本はそういった人間の本質を科学的に、客観的に淡々と述べていますがそうした知識を得ることでどうすれば依存症を治せるか、そういったことを考える手助けにもなるなと思いました。

だらしないとか本人の性格のせいにするのは簡単ですが、少し科学的な知識を持つだけで対策の幅が広がります。ADHDが子育ての問題ではなく脳の機能障害だと分かったら、コンサータストラテラの投薬治療が認められたように。

まあなんか長々と書きましたが、買ってよかったと思います。それくらい面白かったです。次はラノベでも読んでみようかな。