21日目 外出終了
こんにちは、まゆ(@fuchs_tagebuch)です。
今日はあいにくの雨ですが、外出して用事を済ませてきました。寒いしびしょぬれになるし最悪でした。
もう3日くらい連続で外出しているのでそろそろ体力的にも精神的にも辛いです。幸い、来週の月曜日まで何も用事がないのでゆっくり休ませてもらいます。
しんどかったです。訳あって自分の虐待のことや病気のことを話すことになったんですけど久しぶりに理解のない人の反応を受けてしまったのでちょっと凹んでます。カウンセリングみたいなやつです。
「本当に虐待なのか、児童相談所や学校の先生が気づくような痣などはなかったのか」「確認する方法がないからこちらとしてはただの親子喧嘩かもしれないとも考えられる」
……久しぶりにふつふつと湧き上がる怒りと無力感を味わいました。
いや、私もすべてを話したわけではないし、ただでさえ人と話してものごとを伝えるのが苦手なのでうまく伝わっていない可能性もあります。
しかし、平凡な家庭で育った大多数の反応はこういうものなのかあ…と思いました。
Twitterやブログなど、同じ境遇の人たちの中で発信することが多かったので感覚が麻痺していたのかもしれません。先生もわかってくれるし、リアルでの数少ない友人達も私の話を否定しないで聞いてくれるので、それが心地よかったんですね。
このブログを読んでくれている人もほとんどがそういった経験を理解し、辛かったねと慰めてくれる優しい人達ばかりです。なのでわかっている人には何を当たり前のことをと思われるかもしれませんが、言われて思ったことを書きます。
まず私が虐待を受けたのは幼稚園に入る前からですが、そんな小さな子どもが児童相談所に助けを求めるなんてことができるでしょうか。
よく逮捕されるくらいひどい虐待をする人もいますが、毒親のほとんどは外面がよくて徹底的に気付かれないように虐待を隠します。例えば、見つかりづらいお腹や太ももを殴るなど。
マンションだったので叫び声などが漏れて通報してくれればよかったのですが、残念ながらそういう人はいませんでした(けど母親の怒鳴り声や私の泣き声などは確実に近隣に聞こえていたと思います)。
大きくなっても、成人するまではネットすらできませんでした。なので情報は自ずとリアルの情報のみになります。
確かにうちは周りと違うと思いはじめていましたが、皆耐えてるから私も我慢しなくちゃと思っていました。愚痴ってもよくある「まゆのことを思っているんだよ」的な返答ばかりだったので、そういうものだと納得する他ありませんでした。
たとえおかしいと思っても、児童相談所や警察に相談したところで注意されるだけでしょう。そして虐待の情報を漏らした私は、何をされるか分かりません。相手は機嫌が悪いだけで暴力をふるってくる人間です。まだ知識もない、独立もできない10代の子供が果たしてその恐怖に打ち勝ってまで行動を起こせるでしょうか?
まあ、親に愛されて育った人間にはこれらのことは想像もつかないのでしょう。
そして慢性的にうつになり自殺一歩手前までいったのに、証拠がないからDVとは言えないなんて。
自殺者や虐待死する子供が後を絶たないわけですね。
私の場合は自殺の直前に手を差し伸べてくれる人がいて、なおかつ成人していたので無理やり家出してなんとか今日まで生きているわけですが。そういった経験すべて否定されているようで、とても腹が立ちました。そしてなぜ私だけ辛い思いをしなくてはならないのだろう…と思いました。
ごく普通の家庭に生まれて、障害なんて縁もない世界でのうのうと生きてきた人がいるのに対して、なぜ私だけこんなハードモードを生きなければならないんだ。否定されてまで。そんな気持ちになりました。
疲れた…