メンヘラが生きるための日記

便所の落書きなので読まなくていいです。

生活リズムが狂う

こんにちは、えり(@viola_alauda)です。

今日3日ぶりくらいにパソコンを開いたのですが、記事を書いてないのに今日のアクセス数が150近くあって驚きました。どこかにリンク貼られたのでしょうか…?記事を書いた日でも100pvいけばいい方だったので、嬉しいですが困惑していますw

さて、今日起きたのはなんと14時でした。昨日の就寝時間は0時過ぎ…いくらなんでも寝過ぎです。薬が効きすぎているのでしょうか。まあ、中途覚醒はなくなったのでよかったですが…

昨日は遊びにきた彼氏にハンバーグを作ってあげました。なにげに初めての手料理です。コーンスープと付け合せの野菜の調理もあって一時間半くらいかかってしまいましたが、美味しいと言って食べてくれたのでとても嬉しかったです。

しかし料理ってかなりマルチタスクが求められますね。キッチンが狭くて一度にやれることは限られますが、要領よくできなければ今回のように時間がかかってしまうのだと思います。加えて料理なんてほとんど作ったことがなかったので…あるものを使ってぱぱっとできる人が羨ましいです。

コンサータを飲んでいたので頑張れましたが、やはり翌日は反動が大きいです。残りのスープの処理、洗濯、掃除…いろいろやることが残っているのに布団から出られません。なにかしようと思ってなんとかパソコンを開くに至ったのですが駄目ですね、これじゃ毒母と同じ…

趣味のお絵かきなんてもってのほかで、本当に何もできない、苦しい日々が続いています。今もあれだけ寝たのに眠いです…

今日中にコーンスープの残りをなんとかして、洗濯は明日やろう。問題はやはり寝すぎてしまうことですね。掃除洗濯は午前中にやりたいという謎のこだわりがあるので(ASD由来のこだわりでしょうか?)起きるのが昼過ぎだとなんとなくやるのに抵抗があるというか…はい、いいわけですね。ごめんなさい。

最近米津玄師にハマっていて彼の曲を聞いたり聞かなかったりしています。最新曲のflamingo、彼独特の世界観や韻を踏む感じがとても好きです。

youtu.be

現代の椎名林檎とはよく言ったものです。ちなみに私は母親の影響で椎名林檎も好きです。無罪モラトリアム、持ってました。

あとはlemon、Loser、アイネクライネ、ゴーゴー幽霊船、viviなどを聞いています。本当に声も見た目も絵も好きです。というか、ダンスも歌も絵もできるって天才では?

噂では、彼も発達障害らしいですね。天才型の発達障害なので私なんかが仲間意識をもつのはおこがましいですが。

弟からゲームの誘いが入ったので今日はこのくらいにしておきます。今日の絵はワンドロで描いた今泉影狼です。

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鳥カフェに行きたい

こんにちは、えり(@viola_alauda)です。

今日は午前中にAmazonからの荷物を受け取ったあと、買い出しにでかけました。

いつもはクロネコヤマトさんが商品を届けてくれるのですが、何故か今回はデリバリープロバイダが配送の担当でした。デリバリープロバイダとは、大手宅配業者以外の地域限定の小さな配送業者で、デリバリープロバイダという会社があるわけではなくそういった小さな業者の総称みたいです。

実際に来たのはSBS即配という会社でした。デリバリープロバイダの悪評はネットやTwitterでさんざん聞いていたのでとても不安な気持ちになりました。その商品というのがよりによって陶器のお皿だったので破損されたらどうしよう、時間指定どおりにこなかったらどうしよう、などと悶々としていました。

結局午前中指定で11時半くらいにピンポンがなり、中身も無事だったのでよかったですが、お届け日時指定便でもデリバリープロバイダが担当するようになったのですね。お急ぎ便だったら丸一日待たされる可能性もあったので焦らなくてよかったと思いました。

むしろ今までずっとクロネコヤマトだったのが幸運だったのでしょうか。これからクロネコはもう担当しないとしたら、ちょっと不便ですね。発送されたあとに時間や日にちをずらすサービスがあったのですが、デリバリープロバイダだとそうもいかないでしょうから。

ご飯を食べたあとはずっと鳥の動画を見たり鳥について調べ物をしていたのですが、研究が進んでいないのか、鳥に関することを掘り下げていくとどうも一定以上の知識がネットで出てこなくなります。

まず気になったのは、水の飲み方。鳩なんかは人間と同じようにごくごく飲めますが、他の野鳥は吸い上げる構造になっておらず上を向いて、つまり重力で水を飲み込むらしいです。でも飼われているインコやオウムはそうでもない事例があるらしく、その差はなんだろう…?と思ったのですが説得力のある解説はありませんでした。

もう一つは鳥が飛ぶ仕組み。鳥の体が徹底的に軽量化を図られているのは常識ですが、揚力や推進力はどうなっているのか、気がつけば何時間も調べていました。

そこから逸れて飛行機の揚力を得る仕組みを調べ、プロペラの仕組みも調べ…揚力に関してはいくつか説があるようで、一応NASAが正しいという説にはたどり着いたのですが疑問が残りました。プロペラは掘り下げていけばいくほど難しくなってわからなかったですw

本当に鳥が好きで、飼ってみたいのですがペット不可のマンションなのでそれも無理です。こっそり飼ったことがバレたら住むところがなくなってしまいますからね。

いつか鳥カフェに行きたいです。現状そこまでの元気がないので早く元気になりたいです。あわよくば一軒家を建てて鳥を…なんて、夢のまた夢ですけどね。それならばあちゃん家に戻って鳥を飼うほうがまだ現実的です。

今日の絵は鉛筆でレミリア&フランです。過去に描いたものをリメイクしたのですが、ここ最近では一番うまく描けてるような気がします。

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休薬日

こんにちは、えり(@viola_alauda)です。

今日はコンサータを抜いてみました。ここ数日頼りっぱなしだったので、カフェインのように耐性がつくといけないので独断での決行です。

ご飯を食べたあと眠気に襲われ、先程目が覚めました。かなりぐっすり寝ていたらしく、朝方だと思ってしまいました。

コンサータを抜くと何もできない、廃人のようになる、一日中ぼーっとしているなんて話を聞きますが、あながち嘘ではないようです。今まで昼に起きれていたしわ寄せがきたのかな、と思います。

しかし私にとって更に問題なのは食欲ですね。コンサータをのんでいるときは食事なんてどうでもいいっていうくらい食欲がなくなっていたのですが、当然ながら抜くともとに戻ります。一体この過剰な空腹とどうやって付き合っていったらいいのやら…

そういう意味では、昼間を寝て過ごしたのは正解かもしれませんね。空腹に負けて間食してしまったら元も子もないですから。

そういえば、次回彼氏と会う時料理を作ってあげようと思います。家庭環境的にも料理とは無縁で凝ったものは作れませんが、まずは簡単にハンバーグから作っていきたいと思います。彼女として何もしてあげられていないので、せめて料理くらいは、と思い立った次第です。

思えば本当にどこにも好かれる要素がないですからね。掃除洗濯くらいなら調子いいときはできるけれど、他にできることはない、容姿も醜い、性格も無駄に嫉妬深くて束縛ばかり…

だからせめて彼氏が面倒くさがる食事くらいは作って支えられるようにならなければ、と思ったのです。

あと、束縛も、本当はしたいけれど痩せて綺麗になるまで我慢しようと思います。デブスが束縛したって醜いだけですし、彼を繋ぎ止められる魅力は皆無なので身の程を知れって感じです。いや、ちょっと我慢できるか自信ないけど…

でも、今でもかなり我慢している方なんですけどね。100%束縛したら嫌われることは過去の経験から知っていますから。

自閉症でレシピの分量をガチガチに守る方なのでよっぽどじゃない限り失敗はしないと思います。しかし卵焼きだけは今もトラウマです。

母親も弟もかなり表面を綺麗にプルプルに完成させることができるのに、私だけかさかさになってしまうんですよね。味は一緒ですが。あれなんでなんだろう…

今日も絵をあげます。今日の絵は水彩色鉛筆で水を使わずドライで描いたポケモンです。モクローが描きたかっただけみたいなところがありますw

ファーバーカステルという水彩色鉛筆なのですが、かなり色が綺麗で芯も柔らかいので好きです。

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カサンドラ症候群が心配

こんにちは、えり(@viola_alauda)です。

今日は10時頃起床、買い出しに行ったあとお昼ご飯を食べてTwitterを見ていました。

コンサータ18×2を飲んでカフェインもとっているのでなんとかブログは書けそうです。

Twitterでもたまに見ますが、ASDの夫に疲れてしまい精神を病む妻、という構図はよくあることみたいです。発達障害、特にアスペルガーはコミュニケーションが苦手な人が多いと言います。他にも異常なこだわり、感覚過敏など様々ですが、そういった特性によって健常者側のパートナーは信頼関係を築くことができず、また周りにも理解してもらえない。

そういったストレスからうつになったり身体的症状が出てくることをカサンドラ症候群というらしいです。

夫がASDという例を出しましたが、もちろん性別が逆でも同じことが起こりえます。自閉症なのは私で、心配しているのは彼が気を病んでカサンドラ症候群になりはしないだろうか、ということです。

自覚できるくらい私はASDの傾向が強いです。人と目を合わせることができない、怖いのです。目的あっての会話ならできますが、雑談というのも非常に苦手です。何を話したらいいかわからなくなります。

例えば「楽しかったことや気になったことを話して」と言われても、楽しかったこと、気になったことという言葉に囚われて柔軟に発想することができませんし、とっさに思いつくことができません。また、興味のないことは一般常識的なことでも無頓着ですが興味のあることはいつまででもできます。

と、こんな感じで典型的な自閉症であるのですが、気を遣っていろいろ話してくれたり話題を引き出そうとする彼を見ていると本当に申し訳なくなります。そしていつか疲れてしまうのではないか、そして彼自信も精神病になってしまうか、もしくはその前に私から離れてしまうのではないか、そう思ってしまいます。

ADHDはある程度薬で改善することができます。しかしASDには特効薬がなく本人の努力次第なところがあります。あと私の場合は親からの虐待によるトラウマも関係して余計に対人恐怖症的な面が強くなっているのだと思います。

会ってないときに話題をストックしておく、できるだけ周りを見て話題を探す、話すときは相手の言うことは否定せず褒めることを優先するなど意識していますが、それでも気を抜くと話せなくなってしまうので難しいです。無理して話さなくてもいいとASDに理解を示してくれているので安心してしまいそうになりますが、だから話す努力をしなくていいということにはなりませんものね。

それから、会話することはとても脳のリソースを使います。向かい合って、相手の顔を見て、相手の話を理解しつつ自分の言うことを頭の中でまとめる…それが私には難しいです。緊張も手伝って、びっくりするほど頭の中が真っ白になります。

そんな感じであれこれ工夫しているのですが相手も目を見てくれない、話してくれないだと辛い思いをするのは当たり前です。科学が発展して自閉症に効果のある薬が早く開発されてほしいです。


今日の絵はコピックで描いたオリジナルキャラです。スキャナを使っているので色が多少飛んでいます。

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通院日から3日

こんにちは、えり(@viola_alauda)です。

三日前病院に行ってきたのですが、なかなかブログを書く元気がなくようやくパソコンを開くことができました。皆さんのブログにもお邪魔できない日々が続いています。すみません。

火曜日と水曜日は、恋人と過ごしていました。水曜の朝バイバイし、それから疲れて寝てしまっていました。

木曜日、つまり昨日はなぜか何もやる気が起きずご飯とお風呂の時以外ずっと眠っていました。生理がくる前後は異様に眠くなるので、そのせいかもしれません。

そして今日、コンサータを飲んでようやく起き上がることができました。生理痛でボロボロですが…

病院では、この二週間体調はどうだったとか、薬の効き目を聞かれました。コンサータの効き目は感じているがゆるやかなので増やしてほしいこと、夜になると不安感がひどく以前処方されていたレキソタンがあると嬉しいこと、最近は中途覚醒は少ないことなどを話しました。相変わらず穏やかな先生で、喉の調子が治ったのか前回よりは声が聞き取りやすかったです。

コンサータは18mg×2に増量、リーゼの代わりにレキソタンが処方になりました。今の所ひどい希死念慮や不安感も落ち着いており、薬の効き目を感じています。

一つだけ不安をあげるとすれば、本当にいい先生なのですがペン一本とるのも大変そうなほどご高齢の先生なので、体調を崩されてしまわないかが心配です。今までのどの先生より自分に合っていると感じてるので、引退されたりして違う先生に変わってしまうとまた通院がストレスになってしまいそうで。

本当に何もしていないのでこれ以上書くことがない…ちなみに先週はかなり彼氏と話すことができたのに今週はあまりうまく話せませんでした(自分の中で勝手にアスペみが強かったなと思っています)。彼は無理して話す必要はないと言ってくれますが、一緒にいて楽しいと思ってほしいのでたくさん話せるよう話題はストックしておかなければなりませんね。

今回の絵はワンドロ(一時間という制限時間の中でお題のキャラを描く企画のこと)で描いた因幡てゐです。もうめっきりやらなくなりましたが、ワンドロはひたすら数をこなして画力をあげるのにちょうどいいかもしれません。みんなからのいいねも来て承認欲求も満たされますしね。

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無理解と世代間の差

こんにちは、えり(@viola_alauda)です。

さきほど、祖母から電話がかかってきました。内容は他愛もないことで、元気にしているか、欲しいものはないかということでしたが、やはり私の障害や病気には理解がないんだなという発言があり悲しくなりました。愚痴です。

祖母「元気にやってる?」

私「まあそれなりに」

祖母「家にいて何してるの?」

私「(ブログ書いたり絵描いたりだけど言ったらあれこれうるさいんだろうな)特に何も」

祖母「まだ働いたりしないの?」

私「うん」

祖母「こっちに帰ってこないの?」

私「帰らないよ」

祖母「父親や母親のこと心配じゃないの?薄情だねえ。おばあちゃんもじいちゃんが亡くなったら一人なんだよ」

私「はあ…」


他にもいろいろ聞かれたり言われたりしたのですが、イラッときたところだけ抜き出しています。

まず第一に、家にいて何してるのといつも聞かれるのですが、言ったところで祖母が理解を示してくれるとは思えません。ちなみにやることはTwitterやブログ更新、掃除、ゲームなどです。あとはYouTubeで動画を見たり、昼寝したりですかね。それを正直に言ったとしても「そんなことばかりしてないで外に出て云々…」と説教が始まるのは目に見えてます。

確かに一般的にはダラダラしているように見えるかもしれませんが、これが私の限界なのです。無理のない範囲で活動しているのです。そのペースを他人に邪魔されたくありません。ちなみに彼氏も同じことを聞いてきますが、彼は私のことを決して否定しないので素直に話すことができます。

それから、こっちに帰ってこないの?という発言。これも何度も言われているのですが、なぜわざわざ不便な環境に逆戻りしようと思うでしょうか。彼氏とも離れ離れ、車がないとどこにも行けない、冬は命の危険を感じるほど寒い、相互監視のムラ社会…どこをとっても今よりいい環境とは言えません。

働くことも、前にうつと発達障害のことをこれでもかと説明して一般的な就労は難しい、と話したはずなのですが。その口から飛び出たのは「でも気の持ちようでしょ?」という一言。

このブログを見ている人は当たり前のようにわかっていると思いますが、うつも発達障害も決して気の持ちようではありません。脳内物質の分泌がうまくいかない病気で、発達障害にいたっては脳の器質的ダメージによる先天的な障害です。これをかなり噛み砕いて説明したはずなのですが…私の説明が悪かったのでしょうか。そういうことを言われると無力感に襲われます。

で、そんな程度の理解しかできない人の元になぜ帰ろうと思えるでしょうか。確かに家賃や食費は浮きますが、精神的な余裕は確実になくなります。というか、なくなっていましたから。

極めつけは父親や母親の心配をしないなんて薄情と言い放ったこと。虐待を受けて育ったことは当然祖母も知っています。母親が祖母に絶縁を言い渡したので、母親がいかに狂っているかも知っているはずです。それを心配しろと?心配しない自分は薄情?本当にそうでしょうか。

子供の私に心理的な傷を与え、障害まで背負わせた奴らを心配する人なんていないと思いますけどね。じいちゃんが亡くなったら一人?いい年して誰かと一緒にいないと不安なんですか?


祖母もまた母親とは違うタイプの毒親です。過干渉・過保護タイプの。半年間一緒に住んで確信しました。幸い、今は物理的に距離が離れているのでそこまでストレスじゃないですが…彼氏の差し伸べてくれた手にすがって本当によかった。私の行動は間違っていなかったと、距離を置いて実感しています。

あのまま祖母の家にいても障害のことなんて微塵も理解してもらえず、適切な支援も受けられないまま働いて、また一挙一動を監視されて心を壊しかねなかったのですから。

確かに孫が見知らぬ地でちゃんとやっていけてるのか心配になる気持ちはわかります(それでなくとも今無職ですしw)。しかし、戻ってこい、自分の近くにいろと言うのは単なる支配でしかなく、私という個人の意志を無視したエゴだということをわかってほしいです。

発達障害の敵は発達障害?

こんにちは、えり(@viola_alauda)です。

今日は頑張って真面目な記事を書きます。


私が思うに、当事者方々が抱える生き辛さの何割かは、他の当事者によるものだと思います。

生きづらさといえば、仕事ができない、周りとのコミュニケーションがとれない、衝動的に行動してしまうなど…発達障害特性によって周りと差ができてしまうことによるものだと思います。

しかし、発達障害スペクトラム状と言われるように比較的程度の軽い方から重い方までグラデーションのように存在しており、一概にどこまでが発達障害でどこまでが定型発達者と言い切れるものではありません。それでは困るので一応診断基準があり、それに当てはまる人は発達障害、当てはまる項目が少ないから発達障害ではないというふうに分けられていますが、あくまで便宜的なものであり、だからこそグレーゾーンという概念が出てきたのだと思います。

グレーゾーンとは発達障害の特性を抱えながらも診断が下りない人たちのことを指すものです。診断や病名はいくら重要じゃないと言っても、発達障害なら受けられるはずの福祉支援などが受けられず健常者と発達障害者の間でつらい思いをしているのは明白でしょう。もちろん、いわゆる定型発達者も発達障害的な特性をまったく持っていない人はいません。

このように、発達障害か否かのくくりには関係なく生きづらさを抱える人は大勢います。このグラデーション状の生きづらさこそが、より発達障害者を生きづらくしている原因なのではないかと思うのです。


というのは、生きづらさを抱えながらも仕事をして社会生活を送ることのできている発達障害が、もっと程度の重い、定職にすら就けない発達障害を批判し、見下す。そういった事例があるからです。

これは定型発達者の間でもよく見られます。「甘えるな、自分の若い頃は…」「(自分あるいは他の人ができるのに)どうしてできないんだ」これらはすべて、能力に差があるという当然のことを理解してないがゆえの発言ですね。

発達障害も、同じ発達障害というくくりで分類されるからか、そういった発言が見られることもあります。作業所に通われている方など経験があるかもしれませんね。無理解は定型発達者と発達障害の間だけではなく、発達障害者同士でも起こりうるということです。

その結果劣等感に苛まれたり、精神が不安定になってしまったり。生きづらさを共有して助け合っていくべきであるにもかかわらず、こういった悲しい出来事が起きるのです。

これらは、ひとえに自分の能力と他人の能力の見分けがついていないから起こることです。みんな違って当たり前なのに、そのことがわからない当事者があろうことか自ら生きづらさを生み出しているのです。

発達障害とは健常者と比べて能力の凹凸が大きい人の総称であり、中にはほとんど普通の人と同じように働ける人、作業所が限界な人、人と話すことすらできない人、様々な状態の方がいることを忘れてはいけません。発達障害発達障害を追い詰めるようなことのないよう、相互理解がこれからは求められます。