メンヘラが生きるための日記

便所の落書きなので読まなくていいです。

発達障害とクラウドファンディング

こんにちは、えり(@viola_alauda)です。

最近、Twitter発達障害界隈でクラウドファンディングが流行っているような気がします。
今日は発達障害クラウドファンディング、現状の課題について考察していきたいと思います。
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クラウドファンディングとは?

Wikipediaによると、次のようなことを意味するようです。

クラウドファンディング(英語: Crowdfunding)とは、不特定多数の人が通常インターネット経由で他の人々や組織に財源の提供や協力などを行うことを指す、群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語である[1][2]。ソーシャルファンディングとも呼ばれる[3]。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/クラウドファンディング

株式投資と似たようなものですね。
株主はお金を出して株を買い、見返りに配当を得る……同じように出資者はネットを通じてお金を出し、お金を得た人は何らかの見返りを渡す。
ネット環境さえあれば、株のように面倒な手続きや申請がいらないわけですから誰でも手軽に企画を考え、お金を募ることができる時代なのです。

発達障害クラウドファンディング

活発に行われているクラウドファンディングですが、発達障害界隈では最近特に活動が顕著な気がします。
その理由は社会に発達障害という障害が認知され始め、SNSなどを通じて同じ悩みや困難を共有できるようになったことと不可分だと、私は考えます。
例として
readyfor.jp
こちらはReady forというサイトで発達障害児のためのカフェをオープンさせようという企画です。


CAMPFIREという有名なクラウドファンディングサイトでも、発達障害当事者会が企画されています。
発達障害の婚活サイトまで登場するかもしれないようです。
賛否はどうあれ、当事者同士の交流が増え、理解が深まるのは良いことだと思います。

クラウドファンディングと今後の課題

しかし、いいことばかりではないようです。
少額といえども金銭の授受があるので、トラブルが発生する可能性はあります。



クラウドファンディングは出資を募るサービスであり、融資(借金)ではありません。
したがって、借金のように借りたお金を返す義務はありませんが、それなりのリターンがなければ成り立ちません。
さきほどの例でいうとカフェの利用権利、サービスや当事者会への参加権利などですね。
企画倒れになってしまってはそのリターンを受けることができず、出資者にとって損になってしまいます。
発達障害ではその特性から、リスクがより高まることは確実と言えます。
しかし投資家が企業に出資したものの倒産するといったことがあるように、詐欺や企画倒れといった問題をクリアすることは発達障害ということを差し引いても難しいでしょう。

クラウドファンディングは個人がやりたいことを実現できる画期的な方法です。インターネットの普及もあいまって貧困に陥りやすい発達障害者が簡単に情報共有、自己実現できる場となりつつあります。
リスクを理解した上で使用すれば、私達にとって強力な味方となることは間違いないでしょう。

今日はここまで。最後までお付き合いいただきありがとうございました。