メンヘラが生きるための日記

便所の落書きなので読まなくていいです。

極度のコンプレックス

こんにちは、えり(@viola_alauda)です。

昨日に引き続きネガティブな記事ばかりですが、私が常に抱えてきた心の闇です。ここで吐き出させてください。

自分のコンプレックスや劣等感の話です。

以前の記事で毒親によって自己肯定感を育むことが非常に難しくなったということはお話しました。

eri-mazai.hatenablog.com


幼少期における人格形成は間違いなく親が深く関係していますが、今回のお話はもう少し大きくなってから、学校という空間に身を置くことが多くなったときの話です。

小さい頃から、私は太っていました。幼稚園の頃には自分が運動ができず太っていて周りと違うということは薄々分かっていて、その頃から劣等感というものは常に私に付きまとっていました。

仰天ニュースに出てくる人のような暴飲暴食をしていた記憶はないのですが、外で遊ばせてくれなかったことやコンビニ弁当中心の食事、飲み物は常に甘いりんごジュースやヤクルト、また祖母が頻繁にやってきてお菓子を与えていたことなどが太った原因なのでしょう。病院で体重をはかるのが嫌で嫌で仕方ありませんでした。

しかしまだ小学校にあがるかあがらないかのときのことです。そんなに深刻に悩んでいたわけではなく、親も「そのうち痩せてくるでしょ」なんてのんきな発言をしていて、それを真に受けていました。まずそれが前提です。

更に、母親の勧めで私は少女マンガを読んでいました。小学生のころはちゃおを愛読していて、恋愛というものに憧れがありました。

漫画の中のキャラクターはみんな輝いていて、恋愛系ならば最後は素敵な男性と結ばれます。家にいることが多く他人との関わりが少なかった私は自分も当たり前のようにこういう風に好きな人ができて、その人と両想いになると信じて疑いませんでした。

小学校に上がって、高学年になる頃はもうちゃおは読んでいなかった気がしますが、好きな人が出来、告白したりもしました。このあたりは今思うと本当黒歴史でしかないので書いていて苦しくなってきます。もちろん太っていた私が両想いになることはなかったのですが、それでも幻想は持ち続けていました。余談ですが、二次元に大好きな人ができたのもこの時期です。

転機は、中学生の頃でした。

思春期というものに入って多感な時期になるとともに多くの黒歴史を作った中学時代ですが、この頃ようやく男の人の態度の違いや格差を理解することとなりました。

きっかけは隣の席の男子です。2クラスしかなくクラス替えも一度だけで、出席番号順に座るといつも隣になる男子がいました。普段は席替えがありましたが、移動教室などでは出席番号順に座ったり、漫画の貸し借りなども多くしている関わりの多い男子でした。彼が気分屋というかなんというか…日によってとても態度が違い、漫画を貸してくれたり普通に話してくれる時もあれば暴言を吐くことも多い男子だったのですが。

あれは確か家庭科の授業のときだったと思います。その時彼は私が話しかけても冷たく、ああまたかと思うと同時にちょっと傷ついていたのですが、他のかわいい女子と話す時は笑って優しかったのを目にしました。特段彼に恋愛感情を持っていたりはしませんでしたが、何故かその時急に悟ってしまったのです。男子は可愛い子にしか興味がないのだと。

彼や他の男子が「可愛くない」子を馬鹿にしていたことも知っていましたし、私自身男子数人と遊ぶ約束をすっぽかされたり中学の頃すごく好きになった男子に全く相手にされないどころか冷たくされたこともありました。

女子のコミュニティは残酷です。表面上は私のような人間にでもかわいいかわいいなんて言うのですから。自分のことを可愛いと思ったことはありませんが、その時までそこまでひどい顔面だとは思っていませんでした。太っていることは気にしていましたが、今考えたらちょっとぽっちゃりレベルです。具体的な数字を言いますと、50kg台でした。

ある意味夢を見ていた私でしたが、その時急に現実を突きつけられたように感じました。

私は太っていて醜くて恋愛なんてとてもする資格はない。生まれつき顔は決まっていて可愛い子はちやほやされるし少女漫画のような展開も許容されるけれど私はそうじゃない。バカにされる側であり、そこには埋められない溝、格差がある。

そう考えると、男子の行動も今まで感じていた違和感もすべて納得がいくような気がしました。同時に、現実を正しく認識できていなかった自分に寒気がしてひどく恥ずかしい気持ちになりました。

その頃ヤケになって3年生のチャラい先輩と付き合っていたのですが、後に陰で「えりってデブだよな」と言っていたのを知り余計にコンプレックスに拍車がかかりました。

それからはとにかく男性が怖くなったのと、強烈な劣等感に苛まれました。クラスの男子とは話さなくなり、笑っているのを見るだけで自分の容姿を馬鹿にされているんじゃないかと怯えたり、街ですれ違う人達にも笑われているような気がしました。変な話ですが生まれてこの方不審者に出会ったことがないのですが(出会わなくていいに越したことはないことは分かっているのですが)不審者ですら狙わないデブスなんだと思い込んで死にたくなりました。

今でもそれは治っておらず、女性は女性で怖いし男性も怖い、対人恐怖症に陥りました。中学三年生の夏休み、このままではいけないとご飯をほとんど食べず拒食症一歩手前になり体重は落ちましたが、それでもまだ太っているという認識はなくなりませんでした。

その後スクールカーストという言葉が登場したり2ちゃんで女性批判をする書き込みを見るうち、やはり自分は誰からも相手にされない、一生馬鹿にされていくんだという思いが強くなりました。高校生の頃は男子と話したことはほとんどありませんし、名前すら覚えていませんでした。関わりたくなかったのです。彼らが悪いのではなく、自分がバカにされるのが怖いから、存在すら認識してほしくありませんでした。

高校を卒業してからはこういったコンプレックスに加えて社会的にも上手く行かず、親からは責められ精神的に限界になり、本気で自殺しようと考えていました。その時「どうせ死ぬんだからダイエットとか意味ないし食べまくろう」と思って暴飲暴食を繰り返した結果、激太りし生理も止まりました。

今では暴飲暴食を後悔していますし、中学の頃の体重が可愛く思えるほど太ってしまいました。コンプレックスは強まる一方です。

しかし激太りしたのは完全に自業自得なので嘆いてばかりもいられません。抗うつ薬の作用もあって痩せづらいですが、今は希望があるので頑張って痩せようと思っています。せめて中学の頃の体重くらいには戻したいですね。

それでコンプレックスがなくなるのかは分かりませんが、今のままでは人に会うことすら辛いので。

そんなトラウマを抱えているという記事でした。最後まで読んでくださりありがとうございました。